【書評】才能を見つけ、強みを知ろう!『さあ、才能に目覚めよう 新版ストレングス・ファインダー2.0』トム・ラス
今している仕事って自分に向いてるんかな、もっと違う分野で活躍できたかも、こんなふうに思いながら物事に取り組んでいる方多いのではないでしょうか?
そんな時、自分の「才能」がわかればなーって思いますよね!
だって、才能がわかれば強みがわかる、それにより自分の進むべき道がわかりますよね
そんな自分の「才能」を見つけ出し、それを伸ばす、自己分析ができる本があるんです!
それが今回紹介するこちら!
『さあ、才能に目覚めよう 新版ストレングス・ファインダー2.0』
こんな方におすすめ
- 自分の才能、強みを知りたい方
- 転職を考えている方
- 人材育成や管理職に関わっている方
目次
- 『さあ、才能に目覚めよう 新版ストレングス・ファインダー2.0』について
- 「強みのゾーン」で勝負すべき
- 「才能」を「強み」にする
- 弱点を見つめ直す
- 僕の診断結果
- 『さあ、才能に目覚めよう 新版ストレングス・ファインダー2.0』のまとめ
『さあ、才能に目覚めよう 新版ストレングス・ファインダー2.0』について
著者:トム・ラス
出版社:日本経済新聞出版社
出版年月日:2017年4月12日
ページ数:225p
本体価格:1980円(税込み)
本書は本そのものもが素晴らしいのはもちろんですが、付属でついている「ストレングスファインダー2.0」というアクセスコードが魅力的な内容となっています
Gallup社が提供している自己分析ツールでAとBの問に対して20秒以内に5段階でどちらの傾向が強いのかを答え、34の資質のうち、自分に合った上位5つの資質がわかります
30分とそこそこ長い時間がかかる診断ですが、かなりの詳細が表示されるのでやるべきです
この診断を実際に受け、診断結果として表示されたあなたの強みを具体的にどのようにして活かすのかが書かれています
「強みのゾーン」で勝負すべき
みなさん、今までの人生振り返ってみると、「強み」よりも「欠点」の方に重きが置かれ、時間をかけてきた気がしませんか?
極端な例で言うと、赤点回避の為の苦手科目の勉強、向いていないスポーツでプロを目指すことなどです
これらの背景にはこの言葉「努力」がつねにまとわりついています
「努力すれば、何でもできる」「努力は裏切らない」
この精神が軸となった漫画、映画等の作品が世の中には多く存在し、その結末は必ず美化されている気がします
ですが、現実そんなうまくいくものでしょうか?
僕はそうは思いません
僕自身の経験上、勉強、スポーツともに努力しましたが、得られた結果は満足できるものではありませんでした
ですが、この「努力」するなら、やはり自分の「強み」の分野ですれば飛躍的な成長が見込めると思いませんか?
この「強みのゾーン」(才能が開花する可能性が高い分野)で努力することがまさに大切なんです
なので、才能を明らかにする必要があります
「才能」を「強み」にする
そんな自分の才能を見つけるのに役立つのが、「ストレングスファインダー」です
ここで勘違いしてはいけないのが、才能=強みではないということです
あくまで才能は強みを築くための要素でしかありません
なので、ストレングスファインダーで測定された才能を強みにかえなければなりません
ここで必要になるのが「強みの方程式」です
強みの方程式
才能(頻繁に繰り返す思考、感情、行動パターン)×
投資(練習やスキル開発、知識を身に付けるためにかける時間)
=強み(常に完璧に近い成果を生み出す能力)
弱点を見つめ直す
ストレングスファインダーは自分の強みを発見するだけでなく、欠けている才能や強みになりにくい分野を同時に知ることができます
一見、弱点を知ることはマイナスなように感じますが、仕事や役職などに役立つことができます
なので、チームとしてなにかに取り組む時には自分の弱点を補ってくれるメンバーと組むことが理想的と言えるでしょう
自分の強みを活かしつつ、足りない資質はメンバーに補ってもらう、そうすることでより強いチームを作ることができます
僕の診断結果
僕の診断結果から、上位3つの資質を簡単に説明していきます
共感性
僕はこの「共感性」が一番強くでていました
周囲の人の感情を察することができ、人々が求めているのものごとがわかる特性です
これにより、周囲の人々が表現するのをを助けることができ、好かれる傾向にあります
学習欲
これが診断結果に出たとき、すごく納得しました
「学習欲」は、内容や結果よりもプロセス自体に心が惹かれる特性があります
とにかく、学ぶ事が大好きです
信念
「信念」の特性である自分自身だけでなく、他人についても責任感と倫理観の強度を評価の基準にしている点がまさに自分だなと思わされました
あくまで成功とは金銭や地位に優るものと考えています
この資質により、信頼されやすい人間になっていきます
『さあ、才能に目覚めよう 新版ストレングス・ファインダー2.0』のまとめ
いかがでしたでしょうか?
書評内容を伝えるのが難しく、理解しづらかったかもしれません
というのも、本書はぜひ、実際に購入していただき自身で診断をしていただくことをおすすめします
自分の才能、強みを見つけ、日常生活で活かしていくことこそに価値があります
みなさんも診断を受け、自分の才能、強みを発見しましょう!
さいなら~