【書評】たった1枚の紙で思考力を磨く!『0ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』赤羽雄二
普段の生活で仕事や人間関係など悩みは尽きないものですよね
そんなとき、必死に頭で何度も何度も考え、時間はかけてみるものの大した答えはでてこない
このパターンが多いのではないでしょうか?
日常を振り返ってみると悩みにかけてる時間って意外に多く、悩みを短時間で解消できれば、その分を別の時間にあてることもできますし、かなり効率的な生活が送れますよね
現在、僕自身も卒業論文について色々考えているのですが、毎日考えてはいるものの大して進まず、「あー、今日もあんまり進展がなかったなー、どうにかして進めたいなー」と日々思いながら取り組んでいます
今回はそんな「思考」の質とスピードの両方をたった一枚の紙のみで驚くほど早くさせる方法が書かれている本を紹介しちゃいます!
それがこちら!
「0ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング」
こんな方におすすめ!
- 思考力を鍛えたい方
- 職場で活躍したい方
- 優柔不断な方
- 時短な生活を送りたい方
目次
- 『0ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』について
- 「ゼロ秒思考」ってなに?
- 「メモ書き」の方法
- 「メモ書き」のコツ
- 『0ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』のまとめ
『0ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』について
著者:赤羽 雄二(あかば ゆうじ)
出版社:ダイヤモンド社
出版年月日:2013年12月19日
ページ数:214p
本体価格:1540円(税込み)
本書は、累計30万部を突破するほどのロングセラーっぷりを発揮しているめちゃくちゃ役に立つ本です
著者はマッキンゼーで働いていた14年間で思考を整理する必要に迫られ、独自のメソッドである「ゼロ秒思考」を編み出しました
本書では、たったA4一枚のメモ書きで最も基本的な「考える力」を鍛える方法が書かれています
「ゼロ秒思考」ってなに?
ゼロ秒思考とは、ズバリ「心の整理をし、考えをまとめ、深める方法」です!
これを取り入れることで瞬時に現状を理解し、瞬時に課題を整理、瞬時に解決策を考え、瞬時にどうすべきか決めることができます
すべてが瞬時の世界に生まれ変わります笑
そんなスーパー思考法である「ゼロ秒思考」は、「メモ書き」で鍛えることができます
「メモ書き」の方法
「メモ書き」の具体的な方法は次の通りです
- 頭に浮かんだことは何でも書く
- A4用紙の裏側に1件に対して、1ページ1分で瞬間的に書く
- 毎日10ページ書く
この鉄則を守り、取り組んでいけば、あなたの思考力が飛躍的に向上します!
1.頭に浮かんだことは何でも書く
思いついたこと、気になったこと、疑問点、許せないことなどなーんでも書いちゃっていいんです
また、人に見せなくていいんで、嫌いな人の名前もそのままに書いちゃって大丈夫らしいです笑
思ったままをストレートに書くことで気持ちがすっきりし、心の整理整頓ができます
2.A4用紙の裏側に1件に対して、1ページ1分で瞬間的に書く
Wordでもない、ノートでもない、日記でもない、このA4用紙の方が遠慮なく書き殴りやすく、素早く心の整理ができ、時短になります
3.毎日10ページ書く
なぜ10ページなのか、それは筆者いわく、10ページ書けば、その日に思いついたことは十分にカバーできるかららしいです
1ページ1分しかかけないため、10ページ書くのに毎日たった10分しかかかりません
10分を毎日するなんて、楽勝だと思いますよね
ですが、実際やってみると続かないもんなんです
3週間ほど続ければ、成長を感じることができ、プラスの効果が出てくるそうです
継続の先に成長ありですね
「メモ書き」の超絶効果!
ここからは「メモ書き」を実践することでどんな効果があるのかについて紹介していきたいと思います
悩みが減る
1件1ページでどんどんメモに書くことで、懸念事項や考えが整理されていき、頭がすっきりとなります
そうして、多くの問題が解決されていき、悩みの減少につながります
ポジティブ思考になる
メモを普段から書いていると、本当に必要なこととそうでないことの区別がつき、いらないことに気をつかうことがなくなります
そうすることで、本当に大切なことだけを意識し、課題に解決が進み、好循環が生み出され、自信やポジティブ思考が自然に出るようになります
気持ちのコントロールができる
腹が立ったときや気分が悪いときはメモにすべてを書き出すとすごく気分が落ち着き、楽になります
メモ書きのおかげで、かなり大変な状況であっても、感情に流されず、冷静に対処できるようになります
「メモ書き」のコツ
タイトルはなんでもいい
タイトルは何でもいいんです、思いついたままに書いちゃいましょう
仕事であれば、どうしたら仕事を効率よくできるか
将来のことであれば、自分の進路はなんなのか
読書であれば、次読むべきビジネス書はなにか
こんな感じでなんでもいいんです
4〜6行書き、各行長めに心がける
タイトルにそって書き出していくと、大体は4行以上はいくと思います
ここでポイントがなぜ6行までなのかです
理由としては、6行という制限を設けることでだらだらと必要のないことまでを書くことがなくなり、より頭が整理されるからです
また、頭を整理するためにはより具体的に書くことが求められます
なので、20〜30文字の長めにで書くことがおすすめです
書く順番は気にしない
書いた順番や構造なんてどうでもいいんです
たくさん、ただただ書き殴ることで、勝手に起承転結通りのまとまったメモが書けるようになってきます
書き方の例
これら3つのコツを取り入れて出来上がる本文はこのようになります(参考程度に)
みなさん、このメモ書きの方法で毎日10ページ書けるように頑張っていきましょう!
『0ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』のまとめ
いかがでしたでしょうか?
ブロガーの方はこのトレーニングを取り入れることで普段からブログ作成にかかっていた時間を短縮でき、また質も向上した素晴らしいブログを書くことができるばすです!
僕が書評した内容以外にも、メモのより効果的な使い方(ロジックツリーや企画書など)の応用編が書かれていますので、気になった方は実際に手に取ってもらい、読んでいただきたいと思います
あなたの思考力、爆上がり間違いなしです!
さいなら~