厄介な感情「嫉妬」について深く考えた話
ある日、読書をしていると、「嫉妬」について書かれており、私は改めて嫉妬とはなんなのかを考え、このブログを書くに至った。
その本では嫉妬をうまくコントロールすることを目的に嫉妬の特徴や本質、対策について説明されている。
改めて「嫉妬」という感情はあらゆる感情の中でももっとも無意味で役に立たない有害な感情である。
その厄介な感情「嫉妬」は、なんと人間だけの感情ではなく、動物にも存在しうる感情だそうだ。
嫉妬の特徴
「嫉妬」とはどのようなものなのか、その特徴について話していきたいと思う。
まず、嫉妬とは自分と同レベルの相手に抱く感情である。
私たち人間は特に年齢や職業、環境、暮らしぶりが自分と似た人たちに対して特に嫉妬を感じるらしい。
例えば、現在目覚ましい活躍をしている大谷翔平と自分を比べ、嫉妬を感じることがあるだろうか。
むしろ、感心や尊敬という別の感情を抱くはずである。
このように考えると、対処法が見えてくる。
それは、誰とも自分を比べなければいいということだ。
だが、言うのは簡単であり、いざ実行するのが難しいのが本音である。
嫉妬の本質
例えば、隣人が高級車を購入し、隣人がうらやましくて仕方がない状況だとする。
そんな隣人が高級車を乗り回す姿を見て、あなたの心は憎いや悔しいといった憎悪の感情が芽生える。
ここからわかることがある。
それは、隣人の生活と自分の生活を比較するとき、意識の焦点は、無意識のうちにその相違点にだけに絞られている可能性があることだ。
つまり、あなたが乗っている車と隣人の高級車を比較し、車というものだけで人生の満足度に与える影響を大きく捉えすぎているのだ。
あなたが誰かの持ち物をうらやましく思ったとしても、実際にはそれらはあなたが思うほど重要なものではないはずである。
嫉妬の対策
あなたの中に嫉妬の感情が芽生えてしまったときの対策として、嫉妬を感じる相手の人生における最大の問題点を探し出し、そのせいでその人がどれほど困っているかを考えることが良いらしい。(おすすめして良いものなのかどうか悩んでしまう対策でもある)
また、あなたの周りには必ずあなたより良い人生を送っている人がいるという事実を受け入れることも大切である。
まとめ
私自身、生きてきて何度もこの「嫉妬」という感情を抱いたことがあります。
そんなとき、自分って本当にちっさい人間だなとつくづく思ってました。
本を読み、嫉妬の特徴、本質を知り、冷静に嫉妬という感情を考える時間をもてました。
実際、対策も学ぶことはできましたが、それを実行することが簡単でないのが正直なところです。
ですが、これからの実生活で嫉妬を抱いた時には、一度冷静になり、対策を思い出し、自分をコントロールすることを意識づけることが大切ではないかと思います。
それを繰り返すことで少しずつ成長していけるはずです。
さいなら〜